スケアクロウの鳥かご

ゲームとかお芝居とか好きなものについて書いてます

ふと思い付いたので書いてみる

遅延でごった返してたホームと車内に溢れ返った人混みの中で、

ふと思い付いたことがあったので忘れちゃう前に書いておこうと思います。

大したことじゃなくて、自分のメモみたいな感じなので、

変な感じになってますがスルーしてもらえると有難いです。。。

 

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私は昔から人一倍、石橋を叩いて渡るタイプでした。

石橋を叩き過ぎて、割ってしまう程です。

昨年、石橋を叩き過ぎて割ったことがあります。

「ああかも知れない」「こうかも知れない」と、考えた所で出て来ない結果を

ずーっと考えていて、でもどうしたらいいかわからないからひたすら悩みまくりました。

石橋を叩いたらきっと、答えが出て来ると思いました。

でも、最終的に石橋は壊れました。それはもう簡単に修復出来ないくらい。

誰とも連絡を取りたくない時期がありました。SNSと言うSNSはとにかく削除して、

友達も家族も連絡先を全て消しました。

とにかく1人という殻に閉じこもりたくて、誰にも近寄らせないようにしました。

そんな日が暫く続いて、ふと気付いたことがありました。

それは、石橋が壊れていなかったことです。

壊れたように見えた石橋は、実は全く普通で私は割れたと勘違いしていました。

何故勘違いしていたんでしょう。考えてみました。

きっと、私はこれだけ石橋を叩いたのだから、頑張ったから、結果出ても良いでしょって

凄く自己中心的な考えで必死に叩いていたからある側面を見て壊れたと勘違いしてたんです。

周りから見れば石橋は壊れていないのに、私は全く気付きませんでした。

そこでふと我に返りました。ああ、そうか、石橋をどんなに叩いたって、

誰も気付かないし、誰も困らないよ。それより何故そんなに空回りしてるの?と。

そしたら急に、私何してるんだろうって思いました。

石橋を叩くのをやめました。そしたら少しずつ石橋を歩けるようになりました。

叩かなくても歩けるんだって思えるようになりました。

 

でもまた、石橋を叩いて渡るようになりました。歴史は繰り返されます。

私は学習しないので、今までやってきたやり方で何とか乗り切ろうとします。

1度勘違いして失敗してるのに、また叩いてる。

そして、今度こそ完全に割って修復不可能にしようとしている。

そんなことしたところで、何一つ変わらないのに、やろうとしている。

叩きながら思うのは、

「私は死ぬまでに石橋を叩く以外に橋を笑顔で渡り切ることが出来るのかな」

ということ。

長いか短いかわからないけれど、人生の中で何度も石橋は出て来る。

その度に叩くか叩かないか迷って結局叩く。

 

常に人生の分岐点で出て来る石橋を私はいつか、一度も叩かずに歩き切ってみたい。

そんな風にふと思うこの頃です。

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