スケアクロウの鳥かご

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【ハイエボ2】ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションを見て来ました

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eurekaseven.jp

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションを見て来ました。

地元の映画館の朝一番に上映されている回に行って来たのですが、
楽しみにしていた方が多かったからか、ゆっくり見ることが出来ました。

今回は新規シナリオでしたので、前作を酷評していた方も楽しめるのではないかと思います。
(まあ前作は95分ほぼアニメ版の絵を使い回しだったし仕方ないのかな・・・)
今作は何と言っても小さい時のアネモネがめちゃくちゃ可愛いです。
あとちゃんと女の子してます。エウレカと仲良くしてるカットも多くて嬉しかった。

公開されてから日も浅いためネタバレ含む感想は追記に記載します。
また内容は純粋な感想となりますため、考察等一切含んでおりません。
(なんなら疑問符だらけです。どちらかと言うと答えを教えて欲しい←)
それでも良ければ最後までお付き合いください。

 

感想としてはとにかくアネモネが普通の女の子になってて可愛かった、
と言うのと、シリーズファンは色々言わずに見て欲しいって言うところでしょうか。

前作がアニメの使い回しだったじゃねーか!って思ってる人も多いと思いますが
ハイエボ1の上映後に映った予告版を見て少しでも興味を持っていた人や
サイトに載ってる予告を見て面白そうと思った人は行った方がいいです。
また前作を1ミリも見てないけどって人も大丈夫です。前作ほぼ関係ないです。
見ていた方が次回の三部も含めより楽しめるかもってレベルなので。

今作はざっくり言うとアネモネの話ですが、エウレカもバッチリ出るし
何ならエウレカの幼少期も見れるしエウレカ好きも楽しめます。
地上波での放送がハイエボ1は1年以上掛かったところを見ると
今作も同じくらい時間が掛かる気がするので、1度くらいは足を運んでみても
良いのではないのでしょうか、と思う次第です。

と、物凄い雑なダイマを終えたところで感想に戻りますと。
冒頭部分で記載したとおり、アネモネが普通の女の子として成長して
スマートフォンを触っている姿が要所要所で映し出されるのですが
アニメ版の彼女の印象が強かった私としては本当に嬉しかったです・・・

ポケ虹では老婆となり、エウレカの裏ヒロインとしての位置にいるのに
アニメでも劇場版でもあまり「萌え」という部分を今ひとつ出し切れているように
見えなかった彼女が、今回は笑ったり怒ったり泣いたり照れたりと
同世代の女の子のようにコロコロと表情を変えていたのは新鮮だったし、本当に感動しました。

アプリ版のドミニクに話し掛ける姿も、the END内に存在するドミニクに対して
話す姿もアニメ版からは想像出来ないくらい優しい顔をしていてより"人間らしさ"を感じました。
アニメ版のアネモネもこれくらい愛情を受けていればあそこまで苦しまずに
ドミニクとも一緒に過ごせたんじゃないかな・・・って一瞬思ったけど
アニメはアニメで幸せになれたと思うし、ポケ虹のアネモネもとてもいい顔をしていたので、
あくまで個人的に思った感想なんですけどね。
(ポケ虹は世界線が別だし厳密に言うとちょっと解釈も違う気がするし)

でも本作冒頭で父・賢と喧嘩するシーンはこの後もう二度と会えないフラグが
立っているにも関わらずアネモネが「お父さんなんて大嫌い!」って言い放つ部分が
苦しかったな・・・お父さんの気持ちもアネモネの気持ちも分かるし・・・
その後父親がどれだけアネモネを愛していたかが分かるシーンが出て来るのですが
この時のシーンがね・・・もう本当に・・・年甲斐もなく泣いてしまいました・・・・・

その年甲斐もなく泣いたシーンはアネモネエウレカセブンの中にダイブし、エウレカ
彼女が一番大切に思っている父親の最期を再現した世界に連れて来て、父親との世界か
現実の世界かどちらかを選べと提示して来るところから始まるのですが、
アネモネはどちらかなんて選べない、と一時は逃げますがドミニクの後押しもあり
最後の最後に父親が心に想い会いたいと思っていた人は自分であったことを知り
(死ぬ直前にアネモネの写真を見て笑いながら泣いていた)私は父親と過ごす未来のない世界より
未来のある世界で生きて行きたいと思いエウレカと対峙するところが・・・
アネモネが強くなったなって思ったのと同時にそれだけアネモネのことを想い最後まで必死に
父は戦ったんだと思うと涙が止まらなかったです。

それと同時にレントンに会いたいのに死んでしまった彼のことをずっと想い
何度も夢に見る彼に会うにはどうしたら良いのか、分からなくなりひたすら世界を
滅ぼそうとしていたエウレカのことも考えると辛かったですし、泣けてしまいました。

映画後半ではアネモネエウレカが作り出した世界から出ようと提案しますが
その時に世界から出ようとした二人を食い止めるつもりで出て来たのか、
大量のガリバーが押し寄せて来ます。(可愛かったけど怖かったなあ)
必死で出口を目指し走る二人ですが、風が吹いてエウレカが飛ばされそうになった時、
「死んでも離さないからね!」とアネモネが言って咄嗟にレントンとの思い出を
思い出すエウレカの表情が何とも切なくて、また泣いてしまった(笑)

結果的にはエウレカは負のループから脱出し、アネモネも人類を救う戦いに
勝利したわけですが、最後にニルヴァーシュが空から降りて来るんですよね・・・
その機体には「EUREKA」(アニメ版でアミダドライブに表示されるカットと同じ)と
表示され、エウレカアネモネは「レントンはまだ生きている」と思います。
その後シーンがくるっと回転し、アミダドライブを掲げるレントンが映り、
「待っててエウレカ、今すぐ会いに行くから」と言うカットで本編は終了します。
勝手にハイエボ1の最後に「レントンエウレカに会うまであと〇〇時間」って
書いてあったことを思い出して、あの続きになるのかなって思ったけど・・・

スタッフロール後に予告がなかったのですが、もしかして結構先になるのかな?
また1年後くらいには三部が見れると思っていたのですが・・・
忘れないとは思うけど、早く見たいなあ、三部。最後だし監督がどう締め括るのか
気になります。私はハイエボ1もアネモネも楽しめたので、本当に最後が楽しみです!

ところでとても気になっていたのはアネモネが世界を救うか父親を選ぶかで
悩んでいた時、何かを言ったらプログラム的なものが作動してドミニクが
助けに来てくれたのですがあれは何て言っていたんだろう・・・?
実はパンフレットを買っていないので分からないところがいくつかあるんですよね・・・
きっと今後考察的な記事が上がってくれることを信じて(思い切り他力本願)
私はもう少し余韻に浸ろうと思います。

何だかんだ中二病とやじられるエウレカセブンですが私はそんな中二病的な
ところも好きですし(本作もところどころ中二病な私が好きなカットが
いくつもあってとても嬉しかった)今後もそんなシーンが出てくれると嬉しいなと思います。

三部はいつ公開になるか分かりませんが、公開されたらまた見に行って
好きなように、感想を書こうと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

(そう言えば最後にデューイ役の石塚運昇さんが亡くなられたことについて
コメントが表示されました。本作からは藤原啓治さんが声を当てられるそうですが
本当に寂しかったです。ご冥福をお祈り申し上げます。)